いびきは病気? いびきの原因と対策 寝屋川市の京本耳鼻咽喉科

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いびきは病気? いびきの原因と対策

その他|2022.08.02

 いびきは病気?

いびきは眠っている間に何らかの原因で、上気道が狭くなったり、塞がったりしている所を空気が通ることで、振動して音が鳴る現象です。いびきだけでは病気ではありませんが、ご自身で気づかずに寝ているときに呼吸が止まったり弱くなったりする睡眠時無呼吸が起こっている場合があります。睡眠時無呼吸が起こると、身体に必要な酸素がうまく取り込まれず血液中に含まれる酸素濃度が低下して、酸素欠乏状態になります。そうなると、脳が覚醒状態になるため、十分な睡眠がとれなくなって寝不足状態になり、日中に頭がぼーっとしたり、ひどい眠気を誘発することがあります。さらに、そのような状態が慢性的に続くと、高血圧、心筋梗塞や脳卒中、糖尿病などの生活習慣病を引き起こすこともあります。

いびきの原因ってどんなものがあるの?

いびきは鼻やのどなどの上気道(空気の通り道)が狭くなることが原因ですが、上気道が狭くなるには様々な要因があります。

  • アレルギーや鼻風邪などによる鼻水や鼻づまり
  • 体重が増えて舌の奥やのどのあたりに脂肪がつく
  • 顎が小さくて、もともと上気道が狭い
  • 飲酒や口呼吸によって、舌やのどが奥に落ち込む
  • 加齢に伴う筋肉の衰えによって、舌やのどが奥に落ち込む
  • のどの扁桃腺が極度に大きい

 このように、風邪などの病気や生活習慣による体型の変化、加齢など原因は多岐にわたります。

寝ている時に呼吸が時々止まっているけど睡眠時無呼吸症候群?

睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に繰り返し呼吸が止まる病気です。いびきがひどい場合は上気道がかなり狭くなっている証拠でもあり、それが完全に閉塞すると呼吸が止まって、睡眠時無呼吸症候群を発症してしまいます。ただ、呼吸が止まっていても、ご本人は自覚していないことも多く、家族など周りの人から指摘されて初めて疑われる場合もあります。ひどいいびきや夜中に何度も目が覚めるなどの症状があれば、放置しないで検査を受けることをお勧めします。現在は専用の機器を持ち帰っていただいて、自宅で簡単に検査ができます。

あなたはどんな時にいびきをかいている?

原因次第で日によっていびきをかいたり、かかなかったりすることがあります。どんな時にいびきをかくかチェックしてみましょう。

  • 毎日いびきをかく
    体重、体脂肪が増えて舌やのどの周りに脂肪がついている
    顎が小さく気道が塞がりやすい
    加齢に伴う筋肉の衰えで舌やのどが奥に落ち込む
  • お酒を飲んだ時
    筋肉が弛緩して舌やのどが奥に落ち込みやすくなる
  • スギ花粉などアレルギー症状のあるシーズン
    花粉症やアレルギー症状による鼻づまりで、口呼吸になっている
  • 風邪をひいたとき
    鼻水・鼻づまりによって口呼吸になっている
    のどの炎症や腫れで上気道が狭くなっている
  • 疲れているとき
    疲れていると筋肉が弛緩しやすくなり、いびきをかきやすくなります

 自分では気づきにくい、いびきや睡眠時無呼吸のサイン

いびきは眠っている時に起こるため、周りの人から指摘をされない限り自分ではなかなか気づきにくい側面があります。最近ではいびきを録音するスマホアプリもありますが、自分の体調からもチェックしてみることが大切です。いびきや睡眠時無呼吸症候群のある方は、以下の自覚症状がみられる傾向にあるので、当てはまるものが無いかチェックしてみましょう。

No いびき・睡眠時無呼吸症候群によくある自覚症状
起床時にスッキリした感じがしない、頭痛やだるさがある
夜中に何度も目が覚める
朝起きると口の中が渇いている
日中の眠気が強い
体が疲れやすい、だるい

 こんな時に眠気に襲われることが...

いびきや睡眠時無呼吸症候群の傾向がみられる場合、大変なことは日中突然襲ってくる眠気です。会議中や勉強中など集中力が必要な場面で、眠気が襲ってくることもあるので仕事や勉強の能率が下がってしまうこともあります。また車を運転している時に眠気に襲われると、事故につながり命に関わることもあるため早めの対処が必要です。どんな時に眠気が襲ってくるかをチェックしてみましょう。

  • 座って読書をしているとき
  • テレビを見ているとき
  • 映画館や会議中など静かにしているとき
  • 座って話をしているとき
  • 自動車に乗っているとき
  • 昼食後に座っているとき
  • 手紙や書類を書いているとき

日中にどうしても眠くなった時には、手を止めて少し休憩しましょう。5分~10分程目を閉じて安静にしているだけでも、眠気が解消されることがあります。

いびき防止アイテムって効果があるの?

いびきを防止するアイテムとしてマウスピースや横向き寝用の枕、抱き枕、口を閉じるテープ、鼻腔を広げるテープなどがあります。原因によっては、いびきの対処に適さない場合があるので、できれば医師に相談してから使用することをお勧めします。一時的にいびきが防止できたとしても、体調の変化や少し姿勢が変わるといびきをかくこともあります。まずは何がいびきの原因になっているのかを調べることが大切です。

 いびきを治すには?

いびきを治療するには、いびきの原因ごとに適切に対処していくことが大切です。例えば花粉症やダニなどのアレルギーによる鼻水・鼻づまりが原因であれば、抗アレルギー薬の服用やこまめに掃除してアレルゲンを回避すること、肥満が原因なら食事や運動習慣を見直して減量に努めることも良いでしょう。のどの扁桃腺が極度に大きい場合は、扁桃腺を手術で摘出することで改善する場合もあります。また、寝るときの体位も重要で、あおむけで寝ると重力の影響でのどが狭くなるので、抱き枕などを利用して横向きで寝るようにするのも有効です。

ただし、ひどいいびきや呼吸が止まっている症状を指摘された場合は、睡眠時無呼吸症候群を発症している可能性があります。その場合は、必ず一度受診して、きっちり調べることをお勧めします。もし、ひどい睡眠時無呼吸症候群が判明した場合は、CPAP(シーパップ)療法での治療が必要となります。CPAP療法は、寝るときに専用の機器を装着して鼻から空気を送り込んで、上気道の閉塞を防いで無呼吸を取り除く治療法です。自宅で取り組むことのできる手軽な治療です。

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