Bスポット療法 寝屋川市・守口市・門真市の京本耳鼻咽喉科

Bスポット療法

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Bスポット療法

  • Bスポットとは

    Bスポット

    Bスポットとは上咽頭と呼ばれる鼻とのどの間にある、口蓋垂(一般的には「のどちんこ」)の裏側、子どもの頃にアデノイドがあった場所のことです。上咽頭は、鼻で呼吸をする際に必ず空気がここを通るので、空気中のホコリやウイルス、細菌の影響を受けやすく、炎症を起こしやすい場所になります。上咽頭は「鼻咽腔」とも呼ばれることから、この「鼻咽腔」の頭文字の「B」を用いてBスポットと命名されました。

  • Bスポット療法とは

    のどに違和感があったり、痛みを感じたり、風邪の初期症状が出た場合、あるいは慢性的に上咽頭に炎症がある場合、治療することで改善が期待できます。
    Bスポット療法は上咽頭に塩化亜鉛溶液をつけて擦過する(こする)治療法です。最近では日本病巣疾患研究会によって命名された「EAT(イート)【Epipharyngeal Abrasive Therapy:上咽頭擦過治療】」という新しい呼称が用いられることもあります。
    具体的には、内視鏡(ファイバースコープ)で上咽頭の状態を診察した後、塩化亜鉛液をしみこませた綿棒などを用いて口の中や鼻から上咽頭をこすります。治療そのものはすぐに終わりますが、炎症の程度に応じてしばらくはヒリヒリした感じが続きます。炎症がひどい場合には痛みも強くなる傾向にありますが、徐々にヒリヒリ感も治まり、その後は爽快感が訪れ、塩化亜鉛の直接的な消炎作用のほかに、免疫機能の改善作用や自律神経への作用によって、様々な疾患の改善効果が期待できます。

  • Bスポット療法の効果

    Bスポット療法の耳鼻咽喉科的な対象となる症状や病気としては、次のようなものがあります。

    • のど風邪
    • のどの違和感
    • 後鼻漏(のどに鼻水がおりてくる症状)
    • 鼻づまり
    • 慢性の咳

    治療の効果には個人差がありますが、例えば、後鼻漏で慢性的に悩まされている方で慢性上咽頭炎がある場合、Bスポット療法を行うことで症状が格段に改善することがあります。
    また、これら以外の症状や病気として、次のようなものにも効果があるという報告があります。

    • 慢性の頭痛、肩こり
    • めまい、耳鳴り、自律神経失調症
    • IgA腎症、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎

    Bスポット療法の認知度の高まりから、現在当院では寝屋川市内だけでなく門真市や守口市、枚方市などの周辺の市からも患者さんがお越しになられますが、あくまで標準治療の補助的な位置づけと考えておりますので、受診される際はその点について予めご留意ください。

  • Bスポット療法をご希望の患者様へ

    • 炎症の強い方ほどしみるため、痛みを感じやすい治療となります。また炎症の強い方ほど一時的に患部から出血があります。一方で、痛みを感じる方ほど、効果が見られたというお声を多くいただきます。
    • 炎症が治まっていくにつれて、薬を塗った後のヒリヒリ感や出血は改善していきます。
    • 治療直後は血の混じった鼻水や痰が出ることもありますが心配いりません。
    • Bスポット療法はあくまでも補助的な治療法になります。対象となる疾患の本来の治療法を行った上でそれと並行しながら行うことが効果的です。
    • 当院では週に1~2回の頻度で鼻の治療などと並行してBスポット療法を行い、10回程度行った後、内視鏡を用いて改善の状況を確認致します。

    上記をご理解頂いた上で、治療をご希望される場合は、
    受診時に「Bスポット療法を希望します」とお伝えください。

京本耳鼻咽喉科のご案内
guide

所在地

寝屋川市萱島信和町21-30
シャルム萱島1F

アクセス

京阪電車「萱島駅」西口より徒歩1分
専用駐車場7台有

診療時間

休診日:
木曜 / 土曜午後 / 日祝

受付時間は、診療時間の開始30分前からです

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